第二章 オーケストラスタディ対策
●オケスタ(オーケストラスタディ)は普通のレッスンの延長上には無い
●ソロが弾けると言うこととオーケストラでバイオリンが弾けると言うことは
別物だと思って間違いない。
私が生涯尊敬している師、故潮田益子は世界的に有名なソリストだ。晩年に小澤征爾さんが結成された、サイトウキネンオーケストラや、水戸の室内楽管弦楽団でコンサートミストレスを努められた。彼女さえもが、オーケストラで弾くということはとてもソロとは違うので、最初苦労したと本人から聞いた。3年くらいして、やっとコツを覚えたと嬉しそうに他の生徒にも語られていたそうだ。
私も色々とその話は聞かせていただいた。
その位練習の仕方も違う。
まずそこを分かった上で練習していただきたい。
同じ音を、同じ音楽を100−200人で一緒に奏でるということは重視するポイントが違う。
●音程
●リズム
●テンポ
の正確さは恐ろしいほどに要求される。
与えられた10−15分のなかでいかに自分がオーケストラで即戦力になるかを見せなければならない。これが難しい。
このオケスタを後進に繋いでいくために、オンラインレッスンも始めた。
ご興味のある方は、是非ご連絡ください。
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