Aちゃんとのこと
ちょっとだけ熊本に帰省しました。お天気良いし、空気も良いし、水道水は世界一!帰るたびに良いところだなあと思う。
去年の夏に帰省した際に高校時代の同級生から娘がバイオリンを習いたいと言うので、先生を紹介してと頼まれた。ブログでも書いてるように、初めての先生はとっても大事。だから私が子供の頃にお世話になった私の先生を迷わず紹介した。
娘のAちゃんがバイオリンを習い始めて数ヶ月。Aちゃんの母にバイオリンを弾くことはどちらかというと好きなんだけど、練習を毎日続けるのが大変。どうしたらやる気が出るのだろう?と真面目に質問された。
“そりゃそうだよね〜。私も小さい頃練習するのが大っ嫌いだったもん。” って言ったら親子共にビックリされた。
小さい頃はコタツの電気の所に体温計をくっつけて熱があるフリしたり、バイオリンの弦をハサミで切ろうとして失敗したり、考えられることは全て試した。(笑)
バイオリンは右手と左手が別の運動しなきゃいけないし、出した音はお世辞にも綺麗では無い。どちらかと言えば不快音。右手はこうで、左手はこうで、あー!!忙しくて楽譜読めない〜ってパニックになる。
取っ付きが他の楽器に比べて難しい。だから練習が苦痛。バイオリンを弾いて楽しめるようになるにはすこーし時間がかかる。だからAちゃんの気持ちは手に取るようにわかる。
Aちゃんに続けて話をした。
“バイオリンの練習は大変だったけど、それをもうちょっと頑張ると、子供オーケストラに入れるよ。そこで色んな楽器を演奏するお友達と会えるんだよ。そこでみんなと一緒に一つの音楽を作っていくのね。その練習の過程もコンサートも同じ年くらいの子供達と一緒だから楽しいのよ。色んな事を相談し合えるし、情報交換も出来るからね。演奏本番で、みんなが一つになる瞬間っていうのがたまに有るんだけど、その瞬間はなんとも言えない感動があるよ。またそれを後からみんなでお話するのが最高!
それでさらに頑張ると海外のコンサート遠征とかに参加出来て、いろんな国のお友達とまた音楽が一緒に作れるんだよ。一緒に音楽を作るとね、お友達度がさらに増すのよ。世界に色んなお友達が出来て、色んな事を学べるって素敵じゃ無い?”
正直、Aちゃんがちゃんとお話聞いてくれて嬉しかった。
これは私が体験した本当のお話。
こうやって学んだ事を一人でも多くの人に広げていきたいと思って始めたブログ。改めて私も頑張ろうと思った。
こうやってお話をしたり、教えたりしていると、私も何かをその人達から教えられる。Aちゃんと友達に感謝!!
皆さん、どんな質問でも構いません。何か聞きたいことが有りましたら、ブログで質問してくださいね〜。
Aちゃん、頑張れー。